兎:「ネットで調べていたところ、ヤツはバルサンの攻撃に遭うと末期の水を求めるらしいんです。その習性を利用し、部屋のあちこちに
アルミホイルで水入れを作りそこに誘導するのも手だと書かれていました」
虎:「まー、その方が掃除は簡単だな。隙間なんかで死なれていたら探すの面倒だしなぁ」
兎:「ええ。しかし、
山ほど群がっていたらトラウマになりそうなのでその案は最初から却下しました。が、むしろ見つからなか去った時の方が最悪です。ヤツはバルサンの攻撃にも耐えたということでから!! いつヤツと遭遇するか、その恐怖に怯えながら日々この部屋で生きていく…
これぞまさしく生き地獄。
僕にとってこれは聖戦なんです!」
虎:「(スル―スキルがupしてきた)ところで、もう開けていいの?」
兎:「ちょっ、待ってください。(鍵を渡して、距離を取る)――どうぞ」
虎:「んではっと。おー、もっとバルサン臭いかと思ったが、そうでもないんだな。換気しながら見て回ってくるからバニーちゃんはまだ外にいてもいいぞ」
兎:「は、はい」
虎:「で、と。一通り見て回ったがいないなー」
兎:「バルサン…効かなかったんですかね(玄関から覗き込む)」
虎:「それか奥まったところで死んでるからだなー。取り合えずクイックルワイパーと掃除機をかけるか」
兎:「はい(´・ω・`)」
虎:「(軽やかにクイックルワイパーを掛けながら、)ふふふーんと、あ、いたわーー!!」
兎:「
>゜)))彡(脱兎で離脱)」
虎:「ドアの陰に隠れてて見えなかったんだなー。おーおー、結構でかいな。で、バニーちゃん、こいつどうすんのーってバニーちゃん!?」
兎:「
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」
虎:「いや、もう死んでるし、動かねーぞー? これ、ティッシュで取ってゴミ箱に捨てていい?」
兎:「だ、ダメです!! 次のごみ収集は水曜日なんですよ、
あと、4日そいつと過ごせと!?」
虎:「えーと、じゃあどうする?」
兎:「トイレットペーパーで包んでトイレに捨ててください。
念入りに、2.3回水を流してくださいね!」
虎:「了解っと。でも、すごいぞー、なんか、カラカラに干からびてるわ。ミイラ化した奴なんて初めて見たし。バルサンの威力、スゴイなー」
兎:「
こんな時ばかり不必要に詳細な報告は要りません…!」
虎:「しかし、他にも色々買ったのに、使わなかったな」
兎:「そうですね。樋口一葉さんを投入したのに、バルサンで終わりましたね。でも、念の為待ち伏せ効果のあるスプレーは念入りに散布しておきます」
虎:「終ったな…」
兎:「ええ、終りましたね。変ですね――……
何だか世界が輝いてみえるんです
」
虎:「バニーちゃん……(ちょっと感動)」
兎:「取り合えず、僕寝たいんで、おじさん、ありがとうございました」
虎:「ちょ、バニーちゃん、そりゃないんじゃないの!?(この持ち上げた手の行方は!?)」
ってことで、Gショック物語・
完